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新しい帯状疱疹ワクチン、シングリックスについて

By ぐしま胃腸内科クリニック in ブログ Posted On 4月 18, 2022

最近当院でも腹痛や胸痛で来院されたら、帯状疱疹であったということがちらほら見受けられます。帯状疱疹は多くの人が子供のときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。しかし水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内に潜伏し、免疫力が低下した際に帯状疱疹が発症します。免疫力が低下する病気として糖尿病やがんなどがありますが、その他にも加齢や疲労、ストレスが誘因となります。特に50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

帯状疱疹の症状は体の片側の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出現します。痛みは徐々に強くなり、夜も寝れないほど激しいこともあります。また皮膚の症状が治ったあとも、約2割の方は3ヶ月以上痛みが続くため、後遺症で悩まされたり、目や耳など顔に帯状疱疹が出現すると、視力低下やめまい、難聴などをきたすこともあります。

50歳以上の方はワクチン接種で発症を予防することができます。これまでは生ワクチン(乾燥弱毒性水痘ワクチン「ビケン」)が使用されていましたが、新たに不活化ワクチンであるシングリックスが発売されました。

発症予防効果はこれまでの生ワクチンが約50%であったのに対し、シングリックスでは50歳以上で97%、70歳以上で90%と非常に高く、効果持続期間はこれまでの生ワクチンが約5年であることに対し、シングリックスでは9年以上あると言われています。

50歳以上の方はワクチン接種対象となり、2か月の間隔をあけて2回、新型コロナウイルスワクチンと同じ筋肉注射を行います。副反応は注射部の痛み(78%)や腫れ(26%)、筋肉痛(40%)、疲労(39%)などがあげられていますが、これらの副反応の多くは3日以内に消失します。

費用に関してはこれまでの生ワクチンは1回のみの接種で8,000円、シングシックスは1回につき22,000円となっています。

費用は高くなっているものの、高い予防効果と長い持続時間を考慮すると、過去に帯状疱疹にかかったことがある方や糖尿病やがんなど免疫力が低下する病気をお持ちの方などは接種を検討されてもいいかと思います。これまで使用していた生ワクチン接種希望の方も対応可能です。ワクチン接種ご希望の方はクリニックまでお問い合わせください。

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ぐしま胃腸内科クリニック

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